減量•ダイエット中でも糖質を摂る理由

減量•ダイエット

お疲れ様です、阿波野です

今回は多くのダイエッターを悩ませる部分である「糖質」の摂取についてのお話しです

タイトルの通りここ数年間の私は、減量中多くの糖質を摂取して体脂肪を落としています

その理由などについて私なりの経験や考え方をお伝えできればと思います

私が糖質を摂りながら減量を行う理由

それは、「日常生活や仕事に支障を出さず、トレーニングを毎回全力で行うため」です

いやいや、そんな至極当たり前のことを言われても…そう思われるかもしれません

ですが、一つやり方を間違えるだけでそれらができなくなってしまうのが減量•ダイエットの怖さと難しさです

私も減量と言えば糖質を少なく抑える、そんな固定概念を持って始めた過去があります

ローカーボやケトジェニックダイエットを行っていた時は、日々の当たり前のことを実践することすら困難な状態でした

  • ローカーボ→炭水化物、タンパク質、脂質でカロリーを構成する際に炭水化物の割合を10~40%ほどに低く設定する方法
  • ケトジェニック→炭水化物の割合を限りなく0に近づけ、摂っても10%ほどの割合に設定し脂質を主なエネルギー源にする方法

↓3ヶ月間減量のうち、あとの2ヶ月間でケトジェニックダイエットを行なった時の仕上がりです

全体的にハリはなく、頬だけが異常にコケてそれ以外は大して絞れていないのが分かります(特に脚が酷い)

人間の脳、筋肉は主に糖質をエネルギー源にするようにできています

その大事なエネルギー源を過度に制限したことにより

普通に歩く、誰かと話す、大事なことを考える、瞬時に的確な判断を下す

我々人間が生きるために日頃当たり前に行なっていることが、凄く難しいことになってしまいました

些細なことでイライラしたり

他を寄せ付けないオーラを放ったり

仕事などでミスが多くなったり

その割に大して絞れていない

何も良いことが起きませんでした

仕事や周りの支えと理解があってのトレーニング、ボディビルだと私自身は考えています

これらを蔑ろにしてまで打ち込んでいても、結局は後ろ指を指されるだけです

ましてや周りからのトレーニングやボディビルに対するイメージを自分自身のせいで悪く持たれる可能性があります

また、このような状態ではトレーニングは愚か、運動など当然できるわけがありませんでした

できたとしても得られるのは根性だけで、種目やセット内での気付きなど、その後のトレーニング人生に繋がる大事な部分に目を向けることは不可能でした

そんな余裕などは皆無でした

今思うと、当時のトレーニングはふらふらになりながらでインターバルはボーッとすることが多く、自分は何をやっているのだろうという虚無感を強く感じていたこともありました

ただ、知識と経験がないため、減量とはこういうものなのだと無理に理解をしていました

ですが、ある時をきっかけに糖質制限をやめることとなりました

カーボアップで得た感覚を機に糖質制限と決別

2021年にボディビルに転向して初めての大会のことでした

そのシーズンも前回大会同様にケトジェニックダイエットとローカーボで減量をしていました

大会3日前からは浮腫まない程度に多く糖質を入れようと、1日900gの炊飯後白米と鶏胸肉、卵、納豆を食べ始めました

今まで摂っていなかったところからなので、絶対に体重が増えるだろうと思っていました

ところがその3日間は減り続け、大会当日には最小値が出るくらいにまで減少しました

↓大会前日に撮影した写真です(初ボディビルのため、ポージングの下手さは目を瞑って下さい)

空腹をそこまで感じず、元気なのに体重が減っていくこの不思議な感覚

「このやり方で体重が減っていくなら、最初からそうすれば良いのでは?」

単純なひらめきでしたが、すぐさま翌シーズンの減量方法が決まりました

そして、その3年後の現在に至るまでずっと同じやり方で減量を進めてきて、安定した絞りを実現することが可能となりました

↓昨年2023年東京クラス別出場時の写真です

この年も糖質制限は一日たりともしていません

ですが、今ではこのぐらいの恥ずかしくないレベルのコンディションまで毎回持っていくことができ、かつ日常生活を穏やかに送ることができています

結論、私に糖質制限は合わない!

様々な失敗を経験してきましたが、今は糖質を摂りながら脂質を抑えるやり方(いわゆるローファットダイエット)に落ち着いています

ただ、これは「私の場合」であり、糖質制限がマッチする人やそれで結果を残している人もいます

結局は人それぞれという部分もあるので、一度は何でも試してみるとよろしいかと思います

そのものの良さや悪さというのも経験していないと語れないし、説得力が生まれないですよね

では、このあたりで失礼します

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